夢ワカメ・ワークショップに参加しました!
みなとみらい(臨港パーク アーチ橋前)でワカメを育てる「夢ワカメ・ワークショップ」(主催:夢ワカメ・ワークショップ実行委員会)の取り組みに「おいしいかながわPJ」として参加しました。
わかめの養殖は今年で21年目、海中のCO2や窒素、リンといった余分な栄養塩をワカメが吸収することで温室効果ガス削減に貢献する「ブルーカーボン」活動へも繋がる取り組みです。
植え付け作業に四苦八苦
11月27日(土)に岩手県釜石市と横須賀市から分けていただいた種苗の植え付け作業に立ち会いました。
種苗を細かく切り、それをロープの隙間に差し込む作業は大人でも慣れるまで時間が掛かるものでしたが、午前中には種苗ロープを等間隔で張った筏をアンカーで固定し、作業は完了しました。
今年は大人たちが作業しましたが、新型コロナウィルスが流行る前までは小学生もファミリーで参加して順番で植え付けていたそうで、夕方前まで作業するのが恒例となっていたそうです。
右が釜石産、左が横須賀産
おいしいワカメが大豊作
その後は順調に成長を続け、2月11日(金・祝)には無事収穫作業となりました。今年は豊作で、回収湿重量は過去最高の1.26トン、回収された炭素量20.3キロ、窒素量2.9キロ、リン量0.9キロでブルーカーボン活動から見ても効果的な取り組みになったとのことでした。
「おいしいかながわPJ」では、今回21株オーナーとして参加させていただきました。およそ2mに成長したワカメはフードロスすることなく、横浜ベイホテル東急さんのレストランで、お客様にご提供いただきました。わかめを持ち帰ったPJメンバーたちも海辺づくり研究会の木村理事おススメのしゃぶしゃぶや海藻サラダ、みそ汁の具として「身は薄くてコリコリした」絶品ワカメを堪能させていただきました。
まさに「かながわ」の「おいしい」取り組みであり、更にSDGs活動にも寄与することができたことは、参加して良かったと実感しています。
次回はワカメをプロジェクトにご賛同いただいている企業様などに卸したり、加工して長期保存ができるような方法も模索しながら参加できるように準備を進めていきたいと思います。